こんにちは。
なんとかなる。
※トップ画はいつの間にか新しくなっていた新500円玉。
日本に帰国してからは日銭を稼ぐため、週に2~3回ほど「Timee」という日雇いバイトマッチングアプリを使ってアルバイトをしています。
そこで感じるのは、日本の時給の安さ。
昨日も某ハンバーガーショップのデリバリーバイトをしていたのですが、時給は1,100円(千葉県柏市)。5時間働いて交通費込みの6,000円の稼ぎでした。
これからトロントへの留学を控え、日本でのアルバイトで貯金をしている方々にとっては、急激な円安も相まって本当に厳しい現状だと思います。
そこで今回は、東京都とトロント(オンタリオ州)の最低賃金と物価について比較してみようと思います。これからトロントのワーキングホリデーへ行く方が、現地でカナダドルを稼ぐとどの程度の生活ができるのか。
イメージできれば、トロントへの不安が少し解消されるのではないでしょうか。
※トロントでの物価はイメージしやすいように全て円換算で書いています。【為替レート:109.72円(2022年9月14日現在)】
目次
トロントの最低賃金とその推移
トロント(オンタリオ州)の最低賃金は15.5ドル(2022年10月~)
実はトロント、2022年1月に最低賃金が改訂され15ドルになったばかりでしたが、2022年10月より15.5ドルに改訂されます。トロントでアルバイトを探す際、少なくとも最低賃金はしっかりと把握しましょう。
オンタリオ最低賃金の推移
過去10回、オンタリオ州の最低賃金の推移は次の通りです。
最低賃金は消費者物価指数(物価上昇の指数)の上昇率を元に決定されています。グラフを見ると、2018年度はトロントの急激な物価上昇が見て取れますね。
東京都最低賃金の推移
ちなみに過去10回、東京都の最低賃金の推移は次の通りです。
2022年10月改定予定の東京都の最低賃金up率は前年比2.9%。(最低賃金は1,072円/H)
この数値は2022年8月26日に発表された東京都の消費者物価指数(総合指数)前年同月比2.9%の上昇と同値となっていますので、ギリギリを攻めた賃金改定ということになります。
トロントの物価ってどれくらい?
マクドナルドのビックマック単品で物価を比較
では、トロントの最低賃金はトロントの物価に対して適当なのでしょうか。東京とトロントのビックマック単品価格で比べてみました。
トロントのビックマック単品は税別547円(4.99ドル)
東京のビックマック単品価格は税別390円
※全国の約40店舗(空港、駅・遊園地・サービスエリア・大都市圏の一部店舗)では価格が異なります。該当店舗はこちら。
トロントの物価は東京の1.40倍
あくまでビックマックだけを比較した場合ですが、トロントの物価は東京の1.40倍ということになります。この数値は1年間トロントで暮らして感じていた感覚と近いと思います。
外食をしてしまうとチップが入るのでもう少し高く感じてしまいますが。
トロントの最低賃金は東京の1.58倍(2022年10月以降)
15.5ドルは現在の為替レート(109.72円/CAD)で約1,700円。東京の最低賃金1,072円と比べると1.58倍ということになります。
つまり、トロントでの生活は東京で暮らすのと同等かそれよりは少し余裕のある生活が送れるのではないでしょうか。(外食が多くなれば話は別ですよ。)
まとめ
世界中で物価高が騒がれていますが、各国の最低賃金は消費者物価指数(物価上昇の指数)を元に改訂されているはずです。(日本の賃金改定はギリギリ過ぎて辛いですが。)
トロント渡航前の日本での貯金はもちろん大切ですが、いかに早くカナダドルでの稼ぎ場所を見つけられるかが、楽しいトロント生活を送る上で重要なことだと私は思います。
以上、参考になれば嬉しいです。