なんとかなる。
こんにちは。
ようやく暖かくなってきたので、本日はトロントで自転車を購入するべき理由についてまとめております。
情報が少しでも役に立ち、充実したトロント生活を送れる手助けができれば嬉しいです。
目次
ワーホリでも自転車を買うべき4つの理由
- ダウンタウンは自転車で十分に移動できる大きさ
- TTC(公共交通機関)のちょい乗りはコスパが悪い
- サイクリングに最適な道が整備されている
- もし疲れても、自転車を電車やバスに乗せることができる
私たちは2021年9月にトロントへ来てすぐに、Canadian Tireで自転車を購入しました。
以下、実際に自転車を半年間所有し、体験して感じたことを書いていきます。
1.ダウンタウンは自転車で十分に移動できる大きさ
私たちは上記地図右上(青い矢印の先)の郊外に住んでいるのですが、先日赤くマークされた道を通ってHigh Parkという公園まで行ってきました。
今回のサイクリングは、自宅からトレイルロードに入り、そのままオンタリオ湖沿いのサイクリングロードをダウンタウンの東端から西端まで移動した感じで、距離にすると片道15~20km弱です。
運動の苦手な妻氏でも片道約1時間半で走り切ることができました。
また、先日参加した【The Old Clothing Show】も自転車で走っている途中の電柱で広告を発見。
以下、過去に記事を書いておりますのでよかったらご覧ください。
自転車で移動することで、電車やバスでは見つけられないトロントの新たな魅力を発見することができます。
2.TTC(公共交通機関)のちょい乗りはコスパが悪い
例えば、バスで5分のスーパーに行くとします。
トロントのバスは距離に関係なく、1乗車3ドルちょっとします。
乗車してから2時間は何回乗り換えをしても料金はかからないので、2時間以内に買い物を終えて帰ってくれば、3ドルちょっとの交通費ですみます。
しかし、バスでカフェに行く場合、2時間で行って帰ってくるのは少しもったいないですよね。
そうなると、往復で6ドルちょっと必要になります。
この6ドルがあれば、おいしいラテが飲めますよね。
また、時間を気にする必要が無く、気になったお店にふらっと寄れるので、自転車でのカフェ巡りは本当におすすめです。
3.サイクリングに最適な道が整備されている
赤で囲った範囲はトレイルロードや、オンタリオ湖の沿岸を、自転車用に整備された道でサイクリングすることができます。
この道はダウンタウンを通るより、多少遠回りにはなりますが信号も少なく、非常に快適にサイクリングをすることができます。
4.もし疲れても、自転車を電車やバスに乗せることができる
これは日本では考えられないことですよね。
トロントの電車には自転車をそのまま乗り入れることができます。
(通勤や帰宅ラッシュ時は避けた方がいいかもしれません。)
また、バスもフロント部分に自転車を積むことができます。
なので、行けるところまでサイクリングをして、帰りは電車なんて使い方ができるので、気楽に遠出できるのも魅力です。
犬だって乗れちゃいます。
以下、デメリットを見ていきましょう。
デメリット
- 真冬の時期は寒すぎて乗れない(11月中旬~3月中旬)
- 新品を購入すると、ヘルメットなども含めて250~280ドル程度かかる
- マンスリーパスを買うなら、電車・バス移動の方が楽
- 自転車専用レーンがあるところがダウンタウンや郊外の一部
1.真冬の時期は寒すぎて乗れない(11月中旬~3月中旬)
去年は少し暖かかったのと、私自身が寒さに強いので11月中旬までは自転車に乗ることができました。
しかし、10月末頃から一気に冷え込み、気温は11月で一桁前半。
ここまでが限界です。
11月中旬からは雪が降り始め、12月からは気温がずっとマイナスだったと思います。
近くのスーパーに行くのであれば何とかなりますが、20分以上の乗車は危険です。
耳が取れます。
1月にはかなり雪が降るので、自転車テクニックに自信がある人以外は危険なのでやめましょう。
2月は特に寒く、マイナス15度になります。
雪が凍ってツルツルなので、テクニックに自信がある人でもやめましょう。
2.新品を購入すると、ヘルメットなども含めて250~280ドル程度かかる
私たちの購入した自転車はSUPER CYCLEというシリーズで、Canadian Tireというカナダのホームセンターで購入しました。
- 自転車【130ドル】
- ヘルメット【40ドル】
- 鍵、ライト、ベル【80ドル】
合計で約250ドル+TAXで280ドル/台でした。
保障期間は1か月なので、故障しても無料で直してくれます。
妻の自転車は初期不良で変速ギアの調子が悪く、整備してもらいました。
二人合わせて530ドル、最初の出費としてはかなり大きいですが、後悔は全くありません。
購入候補として、Walmartとかでも同じような価格帯で購入できると思います。
お好きな方を選んでください。
かかったコストに関しては、往復のバス代を6ドルと考えれば、50日で元が取れちゃいます。
冬を除いた8カ月で考えても、月に換算すれば、6日程度です。
ご自身のトロント生活を思い浮かべて、これ以上乗るということであれば、是非自転車の購入を検討してみてください。
3.マンスリーパスを買うなら、電車・バス移動の方が楽
毎月1日から月末までTTCが乗り放題というマンスリーパスがトロントにはあります。
こちらを購入すれば、電車やバスは乗り放題なので、自転車を買う必要はないでしょう。
しかしこのマンスリーパス、約150ドルします。
毎日6ドルを25日乗る人はお得になるでしょうが、私はそこまでTTCに乗るとは思えませんでした。
だったら、自転車を買って好きな時に移動できる手段を得たかったのかもしれません。
4.自転車専用レーンがあるところがダウンタウンや郊外の一部
Bloor Stなどのメイン通りには自転車レーンが整備されていますが、ほとんどの場所で写真のような専用レーンはありません。
車道2車線の端に、自転車の標識が書かれているところや、
標識さえなく、車がすぐ隣を通り過ぎていくような道がほとんどです。
日本でも同じような道が多いので想像はつくと思いますが、結構怖いです。
自転車に乗る際は、必ずヘルメットとライトをつけて安全にサイクリングを楽しんでください。
参考になればうれしいです。
以上、ご査収ください。