なんとかなる。
こんにちは。
ダウンタウンをサイクリングしていると様々な建物をみることができます。
特にオンタリオ湖沿いのエリアには、現在かなりの数のコンドミニアムが建設されています。また、ダウンタウンをサイクリングしていても、少し走れば建設現場を見つけることができます。
日本では建築業界で働いていたので、職業病が抜けず、未だに建物がどんな構造なのかを見てしまいますね。
トロントは地震が少ないそうですが、日本と比べると、コンクリート床も薄く、もし地震が起こったら大丈夫かなと心配になってしまいます。
トロントで住む家を探す
私たちがトロントに来た2021年9月は、コロナの影響でワーホリに来ている人数がまだ少ない印象でした。
そのため比較的すぐに内見の予約ができ、すぐに内見をすることができました。
しかし、最近はワーホリやcoop留学でトロントに来る方が増え、なかなか住む家が見つからないというツイートをよく目にします。
内見まで行くことさえ叶わないそうなので、かなり物件が不足しているのでしょう。
内見に行ったら、その場で即決する気持ちで内見に行きましょう。
トロントではどのような家に住むことになるのか
トロントに来て、住むことになる家は、以下のどちらかに住むことになるのではないでしょうか。
- 一戸建て(平屋or2階建て)
- コンドミニアムやアパートメント
一戸建て
トロントで一番よく見かけるのはこんな感じの平屋。
トロントで家を探すときに私たちが使用したのはe-Mapleで、最初に内見した家がこのような家でした。
私たちが最初に内見した物件は、地下なのか地上なのかの記載がされておらず、実際に行ってみたらベースメント(半地下)の部屋でした。
譲れない条件として『地下は嫌』というのがあったので、こちらの物件は見送ることになりました。
このタイプの家、外見は1階しかないように見えますが、ベースメントを備えているため、中に入ると思った以上に広いことに驚きます。
また、戦後に建築された建物が多く、建物が古いのが特徴です。
トロントの人たちは夜でもカーテンを閉める人が少ないため、窓から中を見ることができるのですが、どの家も築70~80年経過しているにも関わらず、住居内は外見よりも綺麗に見えます。
多くの家がリノベーションを行っており、古くても素敵な家が多い印象です。
1戸建て(2階建て)
私たちはこのタイプの2階に住んでいます。
このタイプの家は比較的新しい家が多く、立派な家が多い印象です。
私たちの場合、1階は家主が住んでおり、2階がシェアハウスとなっています。
3部屋で一つのキッチンとバスルームをシェアするという感じです。
家賃は2人で1000ドル、部屋は1Rで15㎡程、家具付という条件。
安いというわけでは無いのですが、光熱費やネット込みで綺麗な家ということで、必要経費として割り切っています。
コンドミニアムやアパートメント
コンドミニアムは日本でいうタワーマンションみたいな感じで、アパートメントは日本でいう都営住宅をイメージしていただけると近いと思います。
コンドミニアムは内見したことが無いのでわかりませんが、内見したアパートメントは1ユニット内が2~3部屋に分かれており、バスキッチンを共有で使用するというもの。
内見した物件は、立地が微妙だったので見送りましたが、今の家が見つかっていなければ、こちらに住んでいたかもしれません。
トロントで住むエリアを決める
住むエリアを探す際、以下の中で優先順位を付けるといいと思います。
- 地下鉄の駅やバス停が近くにあるのか
- 住居エリアの治安
- 近くのスーパーマーケットやLCBOまではどれくらいかかるのか
地下鉄の駅やバス停が近くにあるのか
トロントの場合、地下鉄はイエローライン(1番)とグリーンライン(2番)をメインに使うことになると思います。
また、地下鉄の通っていないエリアのほとんどでバスが走っています。
家賃価格も、地下鉄の駅沿いは高いように感じるため、バス1本で地下鉄に出られるエリアが少し安くなってコスパがいいように感じます。
ダウンタウンに住む場合は、ストリートカー、バス、地下鉄があるのでどこに住んでも移動に不便することはないでしょう。
住居エリアの治安
ダウンタウンで治安が悪いなと思うことはありますが、ダウンタウン周辺の郊外で特別治安が悪いと感じるようなエリアはありません。
治安が悪いことで有名な【Jane and Finch】はまだ訪れたことが無いので、詳しいことはわかりませんが、あえてここに住むことはないでしょう。
近くのスーパーマーケットやLCBOまではどれくらいかかるのか
徒歩圏内にスーパーマーケットやLCBO(酒小売店)があるかどうかは、日々の生活を豊かにするため、私の中では重要なことでした。
郊外に住むと、スーパーマーケットやコンビニ(こちらのコンビニは日本のように何でもあるコンビニではありません。)が徒歩20分程度は普通だと思います。
自転車があれば住むエリアの選択肢が広がるのでお勧めです。
まとめ
家の中の条件に関しては人それぞれこだわりがあると思いますので、今回は住居エリアについて感じたことをまとめました。どのエリアが自分に合うのかどうかは、生活エリアに何を求めるのかで変わると思います。
自分の重視することは何なのか。
これを考えて住居エリアを絞るといいのかもしれません。
こちらに来て思ったのは、バスを使った生活も案外悪くないなということです。住居エリアを決める際に、バスの沿線を候補に入れると家探しの選択肢が広がると思いますので、是非候補に入れてみてください。
以上、参考になればうれしいです。
ご査収ください。