なんとかなる。
こんにちは。
トロントでワーホリをしている方(働いてトロントでの収入がある方)が避けては通れないもの、それがインカムタックスリターンです。
いい機会なので、代行会社には頼まず、自分でやってみることにしました。
※日本における確定申告のことなのですが、カナダでは全ての人が自分で申告を行う必要があります。
家賃収入や投資による収入があったり、高所得の場合は追納ということになる場合もありますが、私たちのようなワーホリには関係のない話です。
基本的に返金されます。
タックスリターンに関しては”トロント留学センター”にしっかりとまとまっていますので、こちらを参照ください。
※サイトの最後に、”初年度はオンラインでの申請はできません”とありますが、初年度からオンラインで申請ができましたよ。
私の小切手が一向に届かない
3月中旬にタックスリターンの申請手続きを終えた私たちですが、妻氏の小切手のみが4月初旬に届き、私の小切手は一向に届きません。
妻氏はこちらでの仕事をすぐに辞めたため、約30ドルの返金のみ。
私は週4日を9月~12月末まで働いたインカムタックス分(約800ドル)に加えて、家賃分(約1,000ドル)の合計1,800ドルが返金されるはずでした。
金額が少し大きいから、時間差があるのかなと思っていたらいつの間にか6月に。
2カ月くらいで届くはずなのにさすがに遅い
さすがに遅いなと思い、CRAのマイアカウントを確認してみると、
“あなたの小切手は3月31日に郵送されています”
ん?
実は3月中旬にTurbo Taxというウェブで行える無料ソフトにてタックスリターンの申請を完了させた後、4月初旬に銀行口座を登録し、銀行口座に返金を入金してもらえるように設定しました。
しかし、その時点で小切手は郵送されていたわけですから銀行口座に入金されるはずがありません。
※来年分は銀行口座に振り込まれるはず。
私は入るはずもない銀行口座への入金をチェックしていただけで、CRAのアカウントを全く確認してきませんでした。
この状況を、アルバイト先のボスに相談すると、CRAのヘルプセンターに電話すべきとのこと。
考えられることとして
- SINナンバーを取得した際はAirbnbに住んでいたので、その時の住所に郵送されてしまった。
- 郵送されている途中で紛失されてしまった。
- シェアハウスに届いていたけど、チラシと一緒に間違えてオーナーに捨てられた。
こんなところでしょうか。
CRAに電話してみました
ただでさえ英語が話せない私にとって、電話での英会話は最難関事項。
電話をすると自動音声案内が流れ、それらしいボタンを押すと担当者に無事繋がりました。
連絡した先は、CRAのマイアカウントへログインするために必要な、セキュリティコードが事前に郵送で届くのですが、そこに記載されているヘルプディスク的なところに電話しました。(セキュリティコードはちゃんと届いているからやっぱり紛失?)
しっかりとカンペを用意し、まずは自分の状況を説明。
冒頭では英語が苦手なことをしっかりと伝えました。
~以下、政府の方との会話~
私:CRAのアカウントを確認すると、小切手が既に郵送されているらしいのですが、受け取れていません。確認をお願いします。
担当者さん:引っ越しはしましたか?
私:最初はAirbnbに住んでいました。
担当者さん:もしかしたらそこに郵送されてしまったかもね。名前と新しい住所を教えて。
私:OK (名前と住所を言う)
担当者さん:ちょっと確認するから待っててね。(10分ほど待つ)
担当者さん:Confirmationナンバーわかる?どこのサイトから申請した?
私:Turbo Taxだよ。
担当者さん:OK そしたら、Turbo TaxのAll view taxのところからアクセスしてみて。
私:これか!(ナンバーを伝える。)
担当者さん:OK ちょっと待っててね。(10分くらい待つ)
担当者さん:お待たせ。今の住所にレターを送るから、記入して送り返してね。確認でき次第、新しい小切手を再送するよ。
ということで、何とか無事に英語での電話を終えました。
かなり優しい人だったので何度も丁寧に説明してくれ、とても助かりました。
ただ、保留時間が毎回長いのはカナダ政府あるある(バイト先のボス曰く)。(実際には、”ちょっと待っててね”が5回くらいありました。)
思い返せば、ワクチン接種証明書の発行時もかなり待たされました。(結局接種証明書のQRコードはゲットできず、3回目のワクチンをこちらで打った時に発行してもらいました。)
まとめ
約1時間の電話の末、無事対応してもらえることとなったのですが、英語がもっと話すことができれば半分の時間で済んだと思います。
しかし、トロントに入国した当時から比べればかなりの成長。当時の私は電話を掛ける勇気すらありませんでしたが、今は何とか電話を掛けることができます。(文法はめちゃくちゃ。)
それでも意味をくみ取って理解してくれる、そんなカナダのやさしさを感じた1日でした。
以上、参考になれば嬉しいです。
ご査収ください。