こんにちは。
なんとかなる。
行きつけの整骨院へ行くために、トロントワーホリ出発前に住んでいた京成立石に行ってきました。
京成立石駅に降り立つとタイムスリップをしたかのような街並みに目を奪われます。
ちらっと噂には聞いていたのですが、せんべろ(1,000円でべろべろに酔っぱらえる)で有名な昭和レトロが漂うこの町にも再開発の流れが。
ほんの1年だけ住んでいただけですが、こういう街並みが消えていくのはとても寂しく思います。
そして、1年ぶりに京成立石駅周辺を歩いて回ると、改めて日本の良さってこうだよなぁと実感。再開発は2023年から着工とのことで、今の景色を残しておきたくて記事にしました。
完全に自分のメモ用な記事ではありますが、この記事を見て少しでも立石に興味を持っていただけたのであれば一度訪れてみてください。
京成立石駅
葛飾区にある京成立石駅は、京成線の各駅停車のみが止まる駅で、周辺の駅は青砥駅なんかが有名でしょうか。
都営浅草線直通のため、日本橋までも乗り換えなしで約20分。羽田空港行きに乗れば空港までも1本と、実は利便性抜群。青砥駅まで出れば(京成立石駅から1駅)、成田空港アクセス特急の京成成田スカイアクセスにも乗ることができるので、海外旅行好きにもピッタリな立地。
家賃相場の比較的安い葛飾区にある京成立石駅。私たちが住んでいた1LDK(築2年・42㎡・駅まで徒歩7分)の物件でも98,000円と、23区内では安い方なのでとても住みやすいエリアだと思います。
立石駅北口地区第一種市街地再開発事業
再開発は駅を挟んで大きく北地区と南地区に分かれており、北地区が2023年に着工。商業施設兼住宅と市役所ができます。
駅の北側には【鳥房】という有名な鶏肉屋さんや【呑んべえ横丁】がありますが、これらが全て無くなり、タワーマンションと市役所になってしまうわけですね。寂しい。
鳥房
ここのから揚げは絶品らしいのですが、残念ながら一度も行けていません。
宝来亭
こちらは呑んべえ横丁にある小さな居酒屋さん。こちらもディープ過ぎて入れませんでした。
こういうお店って日本の素晴らしい部分だと思うんですよ。このような街並みを日本っぽいと思う外国の方は多いのではないでしょうか。
外国の良いところを真似して追従するだけではなく、日本独自の文化や伝統をちゃんと残し且つ現代の技術をしっかりと取り入れていく。その上で世界に日本の良さを発信していかないといけないと思うんです。
そうすればまだまだ日本がこれからも発展していくチャンスがあると思うんですけどね。(難しいのは承知で言っています。)
しかし、老朽化の進んだ建物、消防車も駆けつけられない狭い路地。防災上の観点から維持していけないのが立石再開発の理由。
理解はしていても何とかならないものかなぁと思ってしまいます。
これから徐々に立ち退きしていくようです。(鳥房さんは最後に行っておきたい。)
昭和レトロな街並みの立石仲見世
駅を降りて南側には、アーケード通りがあり、そこにはとってもレトロなお店が集まる立石仲見世があります。
しかし駅の南側も再開発の計画があり、この立石仲見世通りも数年後には無くなってしまいます。
コロナ前はもっと活気があったそうですが、今日歩いてみると多くのお店が閉まっていました。
立石仲見世にはいくつかの有名店があり、それらのお店はいつも行列です。
愛知屋
昔ながらのお肉屋さん。「ALWAYS三丁目の夕日」の時代から何も変わっていない外観。お惣菜の足しに揚げ物を買っていく主婦でいつも賑わっています。
我慢できずに買い食いしたハムカツは、ハムの塩気がしっかり効いており、ビールが飲みたくなります。(いつでも飲みたいんですけどね。)
栄寿司
こちらはいつ見ても行列が絶えない人気寿司屋さん。残念ながら一度も行けていません。
たこ焼き大ちゃん
商店街から路地を一本入るとあるのがこちらのお店。
こちらもいい雰囲気出しています。1パック500円で8個入り。立石にいるときは時々食べていました。
たこ焼きは大きくてトロトロ系。私は銀だこより手作り感のこちらの方が好きですね。
他にも昭和レトロの雰囲気そのままのお店ばかりで、とても興味深い街です。
まとめ
個人的にこういう昭和レトロなお店は大好きなので、こういうのが無くなっていくと思うと寂しいものがあります。
日本ならではの木造家屋だから老朽化には抗えないとは思いますが、何とか保存する方法は無いものなのでしょうか。
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以上、参考になれば嬉しいです。
ご査収ください。