なんとかなる。
こんにちは。
帰国して6日目の朝。既にトロントが恋しいです。
外に出る度に小さな幸せを感じていたトロントでの生活が夢だったかのよう。
日本は一時期よりは気温が落ち着いてきたとはいえ、30度超えの毎日。加えて曇りや雨ばかりで湿度も高く、過ごしづらい毎日が続いています。
昨日、無事に役所での最低限必要な手続きは終えることができましたが、少し手間取ってしまったので、その時の経験を共有してみようと思います。
以下、最低限必要な手続きです。
- マイナンバーカードの復活
- 転入届
- 国保・年金の手続き
- 運転免許所の住所変更
私たちの場合、転入先と本籍地が異なる且つ、転出した時の住所と転入先が異なるので手間取ることになりましたが、そうでない方々はそこまで面倒な手続きではないと思います。
同じような方(とてもレアなケースだと思います。)に少しでも参考になれば嬉しいです。
(本籍地ってなんなの?住民票だけでいいんじゃないの?と思ってしまいました。)
目次
マイナンバーカードの再交付と転入届
ワーホリや1年以上海外に転出される場合は、海外転出届を出される方は多いと思います。私たちもそうでした。
その際に、マイナンバーカードは返納する必要があるので、帰国したらマイナンバーカードを再交付する必要があります。
そして、転入先(実家)と本籍地が異なる場合、転入届には戸籍謄本が必要なのですが、戸籍謄本をコンビニで取り寄せるには、マイナンバーカードが必要です。
なので、ますはマイナンバーカードを再交付してもらい、そこから転入などの手続きを始めようと思っていました。
【海外転出届を出したら】
マイナンバーカードの返納手続きを忘れずに行うようにしてください。マイナンバーの返納を行わずに海外転出をすると、そのカードは失効となり、再交付には手数料がかかってしまうのでご注意ください。(返納手続きをしたカードの再交付は無料。)
返納の手続きもちゃんとしたし、再交付も簡単だろうと思っていましたが、これがそう簡単にはいかなかったのです。
役所手続きに手間取った理由
“帰国後、日本国内に転入し、住民票を作成した時に、初めてマイナンバーカードが付番される”
これが厄介。
私たちの情報を整理すると
転出元:東京都
本籍地:長野県松本市(大好きな上高地があるからここにしました。)
転入先:それぞれの実家(現在は別居中)
マイナンバーカードを再交付するには、住民票がある場所での再交付申請が必要で、住所を証明できる本人確認書類(運転免許所や健康保険証など)が必要です。
しかし、運転免許所の住所は転出元の東京都。健康保険証は海外転出届を出したのでもちろんありません。
ここで、マイナンバーカードは諦めました。そもそも再発行に1カ月ほどかかるとのことで、10月にオランダ渡航を目標としている私たちにとっては間に合わない可能性がありますし、再交付されたとしてもすぐに返納しなければいけないので。
戸籍謄本を入手するにも現住所を確認できる本人確認書類が必要
なので、戸籍謄本を何とか入手し、転入届を出すことに。
戸籍謄本を郵送で取得するにも、現住所を証明できる本人確認書類が必要(各自治体のホームページを要確認)なのですが住民票が取得できないから、そんなものは無いのです。
市役所の方に「本籍地の市役所に確認してみてください」と言われてしまいました。
途方に暮れていたのですが、妻氏は戸籍謄本を親に取得してもらっており(両親であれば子供の戸籍謄本を取得できる。)、それを使い回しすることで転入届を出すことができました。(結局、帰国前に戸籍謄本を両親に取得してもらっておくのがいいですね。)
国民健康保険・国民年金の手続き
転入届まで完了すれば、そのまま年金課に移動して、簡単な手続きを行うだけ。
混んでいなければ、10分ほどで国保と年金の手続きが完了します。
運転免許所の住所変更
本人確認書類として、マイナンバーカードと(なぜか)同等レベルの運転免許証。
しっかりと住所を現住所に変更しておきましょう。手続きは本人確認書類(健康保険証でOK)と免許所を持参して、簡単な手続きで完了します。(混んでいなければこちらも10分ほど)
まとめ
レアケースではありますが、かなり手間取ることとなった帰国後の役所手続き。本籍地からの転出→本籍地への転入(戸籍謄本不要)であれば全く問題なく、手続きもすぐに終わると思いますので、帰国したら1日で終わらせてしまいましょう。
以上、参考になれば嬉しいです。
ご査収ください。